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姿勢の改善・呼吸の改善にとても重要な「肋骨」。    柔らかいだけではなくしっかり動く(機能する)様にする事が大切です。

    皆さんおはようございます。
    我々は毎日、無意識に呼吸をして生活をしています。
    寝ている時も…。
    食事をしている時も…。
    そんな呼吸ですが、呼吸が浅いと感じる方も、もっと楽に呼吸をしたい方もどいうすればいいのでしょうか?
    呼吸の改善って難しいと思いますよね。
    では、いったいどうすれば良いのでしょうか?
    我々の様な専門家がいれば改善は可能かもしれないですが、なかなかそうはいかないですよね。
    そんな時は、とりあえず胸(胸郭・肋骨)のストレッチをしっかり行ってみてください。

    呼吸をするには横隔膜の動きが重要です。
    横隔膜を緊張させる(収縮させる)事により空気が肺に入ってきます。
    横隔膜を弛緩させる(もとに戻る・緩める)事で空気が外に出ていきます。
    これを繰り返す事で呼吸ができます。
    なので、胸(胸郭・肋骨)を柔らかくしてあげれば、呼吸はしやすくなります。
    人間の身体の中で、唯一、意識的、無意識的に動くのは肺だけです。
    その動きを良くするには「肋骨」の動き(柔軟性)が大切なのです。

    肋骨の動きには「内旋」と「外旋」があり、内旋する事で肋骨が閉じ、外旋することで肋骨が開きます。
    この肋骨を「内旋」させることが胸郭の形を変え、横隔膜が機能するポジションを整える役割を担っています。
    この肋骨の動きが、呼吸に関わり、腹圧に関わり、そして姿勢やパフォーマンスに関わる為、とても重要な動きなのです。
    肋骨の動きと呼吸(横隔膜)は切っても切り離せない重要な関係なのです。
    では、その動き(機能)が良くなるとどんな結果につながるのでしょうか…。

      ① 呼吸数が減る
      ② 呼吸テンポが遅くなる
      ③ 副交感神経が優位になる
      ④ 心拍数が減る
      ⑤ 血圧が下がる
      ⑥ 効率の良い空気循環がされる
      ⑦ ストレスが減る
      ⑧ 肩回りの動き(肩甲骨の動き)が良くなる
      ⑨ 下半身の安定性が増す 
      ⑩ 冷えの改善が期待できる
      ⑪ 睡眠の改善が期待できる
      ⑫ 姿勢が良くなる        ・・など

    これらが総合して、日常の疲れを少なくしてくれたり、動きやすく健康的な身体づくりの助けとなってくれるのです。
    少しだけでもいいので、今日から胸郭(肋骨)のストレッチを行いましょう。ヽ(^o^)丿
    近いうちに呼吸の質や姿勢の改善がみられると思います。
    肩こり予防やダイエットにも有効ですよ!
    是非チャレンジしてみてください。


    ダスブレッドと言うグッズを使用した胸郭のストレッチ

    競泳の選手はこの様に伸ばします。

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