トレーニング

速球と肩周りのインナー

    WBC日本代表の皆様、世界一おめでとうございます!

    素晴らしい試合をありがとうございました!!

    決勝は平日にも関わらず視聴率は42.4% 凄いですね。

    さらに凄いのは、佐々木投手や大谷投手は160kmを超えるボールを投げてたこと。最近はプロ野球のみならず、高校生でも150km近いボールを投げる投手が増えてきました。今回のWBCに選出された日本の投手15人全員がMAX150km超え・・・。

    ここで気になるのが、「そんなに早い球投げて肩や肘は大丈夫?」です。肩や肘は昔から故障しやすく、それにより選手生命を途絶えてしまった人も少なくありません。ではなぜ、最近は早い球を投げられる投手が多くなってきたのでしょうか?

    近年トレーニングも科学的になり、個々に合わせたトレーニングで怪我をしにくくなったこと、肩周りのインナーのトレーニングを昔以上に行うようになったことがあげられると思います。なかでも、肩周りのインナー(ローテーターカフという肩甲骨と腕を支える筋肉)をトレーニングすることで、投球時に腕が振られ肩甲骨と腕が離されないように抑え込む力が強くなり、安定して腕を振れるようになってきているのだと思います。(野球の投球以外ではバレーボールのアタックなど腕を強く振る競技も同様です)

    肩周りのインナー(ローテーターカフ)は肩甲骨と腕の骨を支えるのが役割なので、スポーツはもちろん普段の生活にも大きく関わっています。肩周りのインナー(ローテーターカフ)が弱くなると腕を横に挙げていった際肩に痛みが出たり、「四十肩」や「五十肩」、肩こり、姿勢などに関係してきます。競技力アップ、肩こり・姿勢改善を目的の方は是非、インナーのトレーニングを行ってみてください。

    インナーのトレーニングは「軽い物で…回数多く…早く」が基本です。普段のトレーニング時に行うことも可能ですので、ご希望のお客様はトレーナーまでお尋ねください。

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